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エックスサーバーとシンレンタルサーバーは、いずれもエックスサーバー株式会社が提供しているレンタルサーバーですが、どちらを利用したら良いのか迷いますよね？
この記事では、エックスサーバーとシンレンタルサーバーの料金体系やスペック、サポート内容等を比較した上で、どっちの利用がオススメなのかを解説していきます。
エックスサーバーとシンレンタルサーバーを表で比較
まずはエックスサーバーとシンレンタルサーバーのサービス内容を比較した結果を、表にまとめます。
| エックスサーバー | シンレンタルサーバー | |
| 料金プラン（最安） | スタンダード：月額990円～ | ベーシック：月額770円～ |
| 表示速度 | 高速 | 超高速 |
| ユーザーごとのリソース割り当て | なし | あり |
| 転送量 | 無制限 | 制限あり（900GB/日～） |
| サポート | 電話・メール・チャット | 電話・メール |
| アダルトサイト | 利用不可 | 利用可能 |
サーバーの性能に関して、二つのサービスに大きな違いはないようです。
まずは、シンレンタルサーバーで開始して、エックスサーバーに移行する使い方も考えられます。
エックスサーバーとシンレンタルサーバーの違いは？
ここからはエックスサーバーとシンレンタルサーバーの違いについてまとめます。
違い①料金プラン
それぞれの最も安いプランで比較します。
エックスサーバーのスタンダードプランと、シンレンタルサーバーのベーシックプランの違いは、下記の通りです。
| エックスサーバー | シンレンタルサーバー | |
| 3か月 | 1,320円/月 | 990円/月 |
| 6か月 | 1,210円/月 | 990円/月 |
| 12か月 | 1,100円/月 | 880円/月 |
| 24ヶ月 | 1,045円/月 | 825円/月 |
| 36か月 | 990円/月 | 770円/月 |
どの期間においても、シンレンタルサーバーの方が安く利用できます。初期費用は、いずれのサービスも不要です。
違い②ユーザーごとのリソース割り当て
シンレンタルサーバーは、エックスサーバーの技術をベースに、wordpress高速化技術が搭載されています。
さらに、1ユーザー当たりのCPU/メモリリソースの割り当てを厳格に設定しているため、アクセスが集中しても、ほかのユーザーの影響を受けません。
一方で、エックスサーバーではユーザーごとのリソース割り当ては行われていません。
違い③転送量
サイトに画像や動画など容量の大きいファイルを置くと、転送量が多くなります。
その転送量に違いがあります。
エックスサーバーの場合は、無制限ですが、シンレンタルサーバーの場合は、プランにより制限があります。
ベーシック：900GB/日
スタンダード：1200GB/日
プレミアム・ビジネス：1500GB/日
アクセス数が多くなり、転送量が多くなってくるとシンレンタルサーバーは不利です。
違い④サポート
エックスサーバーとシンレンタルサーバーのサポートはそれぞれまとめます。
| エックスサーバー | シンレンタルサーバー | |
| 電話サポート | 平日10:00～18:00 | 平日10:00～18:00 |
| メールサポート | 24時間365日受付 →24時間以内に返信 |
24時間365日受付 |
| チャットサポート | 平日10:00～18:00 | なし |
| ホームページ制作相談 | あり | なし |
どちらもサポート対応として、電話やメールでの問い合わせを受け付けています。
チャット対応やホームページ制作の相談は、エックスサーバーでのみ提供されているので、質の高いサポートを求める場合は、エックスサーバーがおすすめです。
違い⑤アダルト系コンテンツの利用
出会い系やアダルト系のコンテンツは、利用規約で禁止しているレンタルサーバーが多いです。
エックスサーバーでは、禁止されているため、意図せずアダルト系コンテンツを掲載してしまい、凍結されるリスクがあります。
シンレンタルサーバーは、アダルト系コンテンツの利用が認められているため、凍結されるリスクはありません。
エックスサーバーとシンレンタルサーバーはどっちがオススメ？
ここまで、エックスサーバーとシンレンタルサーバーの違いについてまとめました。
それを踏まえて、それぞれに適した方法について解説していきます。
エックスサーバーがオススメな人
①質の高いサポートを求める人
エックスサーバーがオススメな人は、まずは質の高いサポートを求める方です。
エックスサーバーには、チャットサポートや、ホームページ制作相談がついているため、初心者がサイトを構築するうえでの悩み解決につながります。
②サイトのデータ転送量が多い人
次に、サイトのデータ転送量が多い方です。
シンレンタルサーバーは1日の転送量に制限がありますが、エックスサーバーにはありません。
余程のアクセス数に達しないと気にならないかもしれませんが、動画ファイルを掲載していると、転送量は気になる要素です。
③サーバーに速度よりも安定性を求める人
最後に、サーバーに速度よりも安定性を求める方です。
表示速度も肝心ですが、エックスサーバーは99.99%以上の稼働率を誇っており、安定したサイト運営が必要な方にはピッタリのサーバーです。
\\10日以内に解約すれば0円//
シンレンタルサーバーがオススメな人
①コストを抑えたい人
一方で、シンレンタルサーバーがオススメな人は、コストを抑えたい方です。
最安のプランを比較した場合、シンレンタルサーバーの方が約2割〜3割ほど安くなります。
初期の構築の際には、少しでもコストを抑えたいと思う方もいらっしゃるでしょう。
②アダルト系コンテンツでサイトを作りたい人
次に、アダルト系コンテンツの利用を想定されている方です。
エックスサーバーはアダルト系コンテンツの利用が禁止されているので、必然的にシンレンタルサーバーを選択せざるを得ません。
構築当初はアダルト系コンテンツがなくとも、運営中に方針転換する場合もあるでしょう。
エックスサーバー上でそれを行うと、凍結される場合があるのでご注意ください。
③サーバーに速度を求める人
速度はシンレンタルサーバーの方が速いとの評判なため、速さを求める方にもシンレンタルサーバーがオススメです。
エックスサーバーとシンレンタルサーバーの比較についてまとめ
この記事では、エックスサーバーとシンレンタルサーバーの比較についてまとめました。
同じ会社によるサービスですが、強み弱みがあり、自身の利用に合わせて選択の幅があるのはありがたいです。
ご自身のサイト運営に合わせて、最適なサービスを選んでください。